漢方医学では、腎虚は内分泌系や免疫機能など全般の機能低下によって引き起こされる症状のことを指します。頻尿や性欲減衰、耳鳴りや身体のだるさ、手足のむくみなどさまざまな症状があります。
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よく薬局やドラックストアとかに行くと、「腎虚」と大きく書かれたポスターや看板など見かけませんか。腎虚とは一般的なお医者さんが使う言葉ではなく、漢方医学における体の広範囲にわたる異変のことを指します。この腎虚の腎とは腎臓のことではなく、五行思想における身体の水に関係する器官、泌尿系や生殖系、内分泌系、中枢神経系などを指します。西洋医学的には腎虚は免疫不全な状態といわれているようですが、漢方医学ではこれらの器官における心身や免疫などの不調全てを総括した表現となっています。
なので、一概にあなたは腎虚ですといわれても分かりにくい表現のしかたになっているのですが、どの場合においてもこの腎の部分を治療するという意味では同じような治療法になっているようですよ。
腎虚の原因は代表的なものとして3つほど言われています。まず1つ目が塩分の取りすぎ。塩分といっても食塩だけではなく、合成着色料や添加物など食品化合物のことを指しています。
2つ目は運動不足。運動によって1つ目に挙げた塩分が排出されやすくなるのですが、運動不足によって排出が滞り、体内に蓄積されることで内分泌系にかかわる臓器に障害を与えるようになるようです。
そして最後に3つ目として精神的なストレスがあるようです。疲労や緊張、不安など極度に体験したり長期間にわたったりした場合に、生理的な反応が見られるようになってその結果臓器にも影響が与えるようです。
そのほかにも動物性たんぱく質の過剰摂取や食生活の不安定さなど様々な原因が挙げられていますが、結局は生活の不摂生が大きな原因となっているようですね。
腎虚は腎という様々な人間の器官の不調によるものなので、その症状も様々なものがあります。頻尿や精力減退、耳鳴り、身体のだるさ、手足のむくみ、めまい、脱毛、白髪の進行、歯のぐらつき、肩こり、不眠、関節痛、腰痛、無気力、のどの渇き、免疫力低下、風邪を引きやすい、生理不順、若白髪などちょっと書き出しただけでもかなりの症状があるようです。
このような腎虚の症状を放っておくと、胃炎や膀胱炎、前立腺がん、膀胱がん、子宮ガン、骨粗鬆症、糖尿病、リュウマチ、痛風などかなり重症になってしまうこともあるので、少しでも異変を感じたならば、漢方薬の投薬や日々の生活を見つめなおして健全な生活と食生活を送れるように努力してみてはどうでしょうか?
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